BILLIE IDLE®解散によせて®︎
ラストライブのこととかは、また落ち着いたら書こうと思う。書くかわからんけど。
とにかく2019年のうちに感謝の思いだけは綴っておきたいと思い、
やらなければいけないことの大半を放棄してPCを開いてる。
2019年12月28日、僕の大好きなBILLIE IDLE®が解散した。
伝えたいことを色々と考えてみたけど、
やっぱり反省会の最後にお話させて頂いた内容がほぼすべてなのかなと思うので、
ほとんど同様の内容になるけど書き記しておきます。
僕はBiSが好きでした。
BiSとファーストサマーウイカさんが好きでした。
そしてBiSのファンこと研究員さんが大好きでした。
世間的には良いイメージがあまりない集団だとは思いますが(失礼)、
それでも僕は彼らのユーモアと実行力、推しへの愛と底意地の悪さも含めて大好きでした。
僕は彼らをヲタクというよりは『共犯者』だと思ってきました。
推しを笑わせるためなら尋常ではない速度と実行力で何でもする、
つまらないと思ったら文句を言いながらもどうにか楽しくなるように創意工夫する、
情熱があれば、面白ければ、新規だろうが一見さんだろうが関係なく迎え入れる。
生誕企画等ではファン同士の横の繋がりが共犯関係となるし、ステージに対しても。
本意か不本意かわからないけどそんな研究員さんを受け入れつつ対峙する
懐の深い運営陣やメンバーさん。そういう関係性も含めて、共犯者だと思ってきました。
そして傍観者でなく共犯者になるということは、体験になるということ。
CD聞いたりYoutube見てるだけでも満たされるはずのエンターテイメントが
ライブやイベントへ行くことで、ヲタク企画に噛むことでさらに自身の体験となる。
体験になれば、実感が残り、そして確かな思い出となる。ということを教えてもらった。
だからBILLIE IDLE®でもまた新たな共犯者たちと出会えたらと願っていたものの、
何せ結成当初はとにかくイベントが無い。ニュースも、SNSも、ほとんどない。
ようやくライブがあっても特典会がない。次のイベントは数か月先。
そんな状況だったのでどうにもこうにも広げていくことが出来なくてもどかしかった。
けど2016年のbi bi bi bi biツアー時にここだ!と思って以下のようなマイルールを作った。
「各会場で必ず、1人は知らない人に声をかける。それもできれば1人で来ている方に」
当たり前の話だけどいきなり声をかけるもんだからとにかく怪訝な顔をされたり、
ナンパだと思わたり、『は?関係者なんすか?』とか睨まれたことも1度や2度ではない。
でもそこでTwitterアカウントを交換したり、そのまま飲みに行ったりできる人もできた。
そのころからはライブやイベント自体も増えていったし、
声をかけた人がまたさらに新しい人に声をかけてくれたりして、
ライブ終わりの反省会に来てくれる人も少しずつ増えていった。
開演待ちの際や特典会待機列で1人で来てた人同士が仲良く話してるのを見たり、
ともすればライブ関係ない時でもヲタク同士で飲みに行ったりしてる様子をTLで見ると
自分がそこにいなくても、関係なくても、なんか本当にうれしかった。
ただ一方で、人が増えていけば当然それだけトラブルやしがらみや問題も起きる。
予想もつかない事態やめんどくさいことも起きる。
そのたびに、もうええわ、、、と思ったりもしてきたんだけど。
でも、それでも続けてこれたのは、現場に行けば愉快な連中がいて
ライブ観て酒飲んで笑えたこともそうなんだけど、
何よりは、ウイカちゃんやのんちゃん、メンバーさんらが
『BILLIE IDLE®、ビリーアイドラーの輪が広がっていくのを見るのが嬉しい』と仰っていたから。
もう一つ付け足させて頂くなら、時を遡りBiSのツアーでのある特典会時に
『私は嬉しかったですよ。ツアーを通して友達が増えていってるのを見ることが』
と、ウイカちゃんが言ってくれたことがあるから。
声をかけていくことで新たな出会いが増えて自分も嬉しい、
その方が新たな出会いを望んでいた方だったならばその方も嬉しい、
そして更に、自分の好きな子も喜んでくれる。
こんなwin - win -win な関係性ってある!?幸せなことしかないやん!と気付いたから。
だから最終日、リスクを承知でたくさんの人が「エブリデイズ」の撮影に駆けつけてくれたり、
大反省会で150人もの人がガヤガヤやってるのを見たときには良い人たちに恵まれたなと思ったし、
あのルールをラストのBLITZまで達成してきた意味が少しはあったんだなと実感できた。
なんかあたかも自分ひとりでやってきました!みたいな書き方になっているけど
決してそういうわけではなくて、本当にみんながみんな人を呼んでくれたからです。
だからそれも含めて、本当に感謝しかないです。
5年間、ずっと好きでい続けさせてくれたBILLIE IDLE®とメンバーさんにはもちろん、
そんなあったかい環境を作り続けてくれたビリーアイドラーさんたちに感謝しかないです。
良いメンバーさんだったから、良いグループだったから、良い人が集まったんだと思います。
いろんな人に出会わせてもらったなぁ。
いろんなところに連れて行ってもらったなぁ。
いろんな見たことないもの見せてもらったなぁ。
本当に楽しかったなぁ。
今となれば何もかもすべて、愛おしくて仕方ないや。
だからこれも最後の挨拶で話させて頂いたけど、
解散発表時に「ビリーアイドラーも解散」とツイートしたけど、撤回したいです。
思い出に残る体験をしたファンたちが生きてる限りは、
時に酒でも飲みながらそんな昔話をできる人がいる限りは、
ビリーアイドラーは解散しません。
だから、どうか皆さん、元気に生きてて下さい。
メンバーさんが生きてさえいれば、また集まるなんて日がくるかもしれないし、
ヲタクも生きてさえいれば、またなんか面白いこともあるかもしれないから、
とにかく元気に生きててください。
そして、また、どっかで会いましょう。
昔話でもしながら酒でも飲みましょう。酒が飲めないなら、白湯ででも。
本当に大好きなグループでした。
BILLIE IDLE®さん、スタッフの皆さん、ヲタクの皆さん、
5年間、本当にありがとうございました。
なーんてな!またね!®